無いものは作る!それが田舎の定義です

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もう何年も放置されていた池を復活させました。でも、ただ水を入れるだけの池では面白くないので、色々な仕掛けを作ることにしました。

鹿威し(ししおどし)を作ろう

鹿威しというものを知っていますか?

竹で出来ており、水が中に入るとその重さの反動で竹が動き、カコーンという音をさせる装置です。田舎によくあるイメージですが、未だに田舎でこれを見たことはありません。

鹿威しはもともと農作物を鳥や獣から守るために作られたものです。ししおどしの「しし」は猪のことではなく、鹿のことを指すようです。

鹿威しにかかる費用、いくらで作れる?

実は鹿威しは買えるのです。値段は5,000円~10,000円くらいです。

本格的に作ろうとすれば20万~30万するそうです。

鹿威しを作ってみよう

竹と石があれば鹿威しは作れます。田舎は竹が豊富なので材料は簡単に手に入ります。作り方の説明はほぼいらないと思うくらい簡単です。バランスをとるのが少し難しいくらいです。

こちらが作った鹿威しです。結構大きめの鹿威しになりました。
竹同士で音を出してもいいし、石を置いてもいいです。今回は瓦を置いてます。以外と瓦はいい音がします。

水車も欲しくなった場合

次は水車が欲しくなってきました。しかし水車を作るのは少しハードルが高すぎます。

自転車の車輪で水車を作る

ゴミ捨て場に捨ててあった自転車の車輪を見て、これで水車が作れると思い、早速実行してみました。一緒に魚の形をした木も捨てあったので、それも使いました。

要は、水を当てて回すことが出来ればいいので、自転車の車輪は水車に最適でした。ちょっとフレームに木を固定するのは難しかったですが、工作が得意な人ならすぐに出来ると思います。

完成した水車がこちら

自転車のフレームなので、見た目は少しあれですがしっかりと回ってくれます。この水車から落ちる水が、鹿威しに流れるという風に作っています。

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潜望鏡を作ろう

次に思いついたのが、水の中を見れたら面白いんじゃないかということで、潜望鏡を作ることにしました。

潜望鏡第1号は失敗に終わる

ゴミ捨て場にあった木材で潜望鏡を作りました。木材を使用したのが一番の失敗の原因です。しかし、防水もして中に水が入らないようにシリコンでガッチリ封鎖して大丈夫だろうと思って設置したら、浮いてしまいました。重しを入れたりしましたが水の浮力を舐めてました。そして少しづつ浸水。

完成まで2週間かかったのですが、残念ながらゴミ捨て場へと帰ってしまいました。

潜望鏡2号機を作るぞ

潜望鏡第1号は失敗に終わりましたが、そこから学んだ事は沢山あります。その反省を活かし2号機を作ります。

次の材料は木材ではなく、鉄!ゴミ箱を使って作ることにしました。

これが完成した潜望鏡です。1号機に比べてスリムでかっこよく、可愛くできたと思います。上の黒いのは何かわかりますか?これは海に浮いているブイです。丸くて中が空洞なものを探していたらこのブイにたどり着きました。

ちなみに中を覗くと水の中が見えるようになってます。

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全体図はこんな感じです。

これはほとんど、ごみ置き場の廃材を利用して作ってます。どうしても水をあげるポンプだけは購入しました。

工進 水中ポンプ 60Hz 25mm 自動 YK-625A

無いものは作る!それが田舎の定義です

田舎はお店がありません。あれが欲しいと思ってもすぐには手に入りません。買いに行くよりも作った方が早いです。必要な材料はそこらへんに転がってます。後は、アイデアと工夫で何とかします。そんな経験を積んでいくと何でも自分で出来るようになってきます。

田舎の面白さはそういうところだと思います。