ピーマンの病気と予防薬について

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2020年6月17日、今年初めての出荷です。

収穫したら、もくもくとヘタ切りです。

僕はまだ消毒というものをやってないのです。ていうか何を使えばいいのかをあまり理解できていないので、戸惑っている状態です。なので今回は自分の勉強用に、どんな農薬を撒かないといけないのかを調べてみました。

青枯れ病にはバリダシン液剤

青枯れ病は薬剤治療が殆ど効かない細菌が原因でかかり、あらゆる種類の野菜に発生するとても厄介な病気の一つで、症状は葉が青みを持ったまま昼間に萎れて夜に回復することを繰り返します。そして最終的には枯れてしまう病気です。

実は、先日1本だけ葉っぱに元気がないものを発見したのです。そして次の日は、復活していたのです。次に見に行って元気がなければ、青枯れ病かもしれません。

青枯れ病は自然に治ることはありませんので、このバリダシン液剤というものを使用します。青枯病に効果があり、植え付け前の予防散布にも使えます。(ナス科の野菜への登録はなく、薬害が出るので注意が必要です。)薄めて使う液剤タイプで作物への汚れの心配がありません。

散布すると茎と葉に吸収されて導管内の細菌の増殖を糖代謝系酸素阻害で抑制します。ただし、効果は発病初期~中期のみで末期だと殆ど効果がありません

 

斑点細菌病にはカスミンボルドー

 

葉っぱに点々のような模様が出てくる病気です。昨年栽培した時は、この点々が葉っぱにつきだしたと思ったら一気に広がってしまいました。

Zボルドーが有効だということがわかり、散布してみたのですが、時すでに遅しでした。早めに散布しておく事が必要です。

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モザイク病にはアブラムシ対策ベニカ水溶剤

葉っぱの色が、薄くなったりして、モザイクのように見えることからこの名前がつけられています。この病気にかかったら、もうどうする事も出来ないみたいです。
アブラムシが伝染経路を広めていくので、アブラムシ対策をするしかないみたいです。ベニカ水溶剤というものが有効です。

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うどんこ病にはアフェットフロアブル

葉っぱが白い粉に覆われてしまううどんこ病。うどんの粉をまぶしたような状態になることからこの名がついたということです。しかしこの白いものは、カビです。うどんこ病は自然に治る場合もあるそうです。ほぼ全ての作物に発生する可能性のある病気です。アフェットフロアブルが有効とのことです。

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農薬使用基準があるので注意しよう

農薬には使用基準があり、使える回数や量などが、作物によって決められています。作物によっては、使えるものと使えないものがありますので、用法容量を守って正しく使うようにしましょう。