地域おこし協力隊って知っていますか?今、この地域おこし協力隊が、田舎を盛り上げています。
今回はそんな地域おこし協力隊がどんな活動をしているか紹介します。
自分の生活/地方のこれから
皆で見つめ直してみませんか?
地域おこし協力隊員募集中
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
この制度を利用して、今多くの地域おこし協力隊の方が活躍しています。我が町にも地域おこし協力隊が活躍してくれていますので紹介します。
誰よりもこの町を詳しくなった協力隊 Tさん
Tさんが地域おこし協力隊としてこの町にやってきたのは2016年のことでした。その当時僕はまだこの町に帰ってきていなかったので、出会うのはその2年後の事でした。
僕がUターンとして田舎に帰ってきてからやろうと思っていた事がありました。それは以前この町で発足された伝統芸能の復活です。知り合いに相談すると、それならTさんに話をしたらいんじゃない?と言われました。そして誰に聞いても、Tさんに聞いてみたらというのです。
ちょうど僕が復活させようとしていた伝統芸能は、この町の偉人である「毛谷村六助」の創作太鼓なのですが、この毛谷村六助を研究している人がTさんだったのです。
毛谷村六助について知りたい方はこれを見てね。
Tさんはこの町に来て、毛谷村六助の話を聞き、その魅力にとりつかれてしまったのです。
古くからある資料を集め、名残りのある場所へ向かい、歴史を紐解いていきました。
今では自宅を改装して、毛谷村六助資料館をオープンさせ、沢山の方に知って頂こうと活動しています。
炭作りに励むKさん
次に紹介するのは、Tさんと同時期に地域おこし協力隊としてこの地にやってきたKさん。Kさんとも出会うのは2年後の事です。
Kさんは木が好きという事で、炭を作れる木と土があることからこの地を赴任先として選んだそうです。自分で炭窯を作り、炭を焼いていました。ずっと炭を焼いていたいそうです。
多くの人が見学に訪れます。この窯で作成した炭はとても人気で、在庫がすぐに無くなるほどでした。
もともと炭作りに興味があったというKさんですが、この地域おこし協力隊という制度を利用して好きな炭作りを行える事が出来たのも、運が良かったのかもしれません。
地元の町でも大人気
最初のTさん同様に、この町でKさんは多くの人から親しみを持たれています。この町出身の僕よりも知り合いが多いのではないかと思われます。この町を愛したからこその結果だと思います。
これはKさんが作成した馬のかかしです。とてもかかしとは思えない迫力があります。
地域おこし協力隊の現在
地域おこし協力隊の任期は3年です。現在このTさんとKさんはすでに任期が終わっていますが、2人ともこの町に残り暮らしています。地域おこし協力隊に入る事で、人生が大きく変わったのではないかと思います。そして今ではこの町にはなくてはならない存在になっています。そして今の僕にとってもとてもその生き方に刺激を与え続けてくれています。
田舎で暮らそうと思ってるなら地域おこし協力隊になろう
もし今あなたが田舎で暮らしてみたいと考えているなら地域おこし協力隊として暮らしてみるのがおすすめです。おすすめする理由は
- 家賃がかからない
- 給料がもらえる
- 田舎暮らしが体験できる
- 任期が3年なので、無理と思ったらやめる事が出来る
いきなり何も知らない土地に行って、家を探して仕事を見つけるのは大変です。それならばこの制度を利用して田舎暮らしを体験するのが最も最適だと思います。僕がもし都会で生まれ、田舎で暮らしてみたいと思ったらこの制度を利用します。田舎は本当に過疎化が進んで大変ですが、一人でも多くの方に来て頂けると嬉しいです。
一緒に田舎を盛り上げていきましょう(^^)/