地域移住の不安を解消します。【価値観の変化について】

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35,680円少なくても大丈夫

令和元年10月に改正された都道府県別の最低賃金は、東京の最低賃金は1,013円に対し、僕の住んでいる大分県では790円です。1日8時間、20日間働いたとすると、東京では162,080円、大分県では126,400円、その差はなんと35,680円。例え同じ仕事内容だとしても 35,680円は 我慢しなければいけなくなります。

しかし実際暮らしてみると、田舎で贅沢をする必要があんまりないんですよね。それは人によるかもしれませんが、きっと今まで当たり前だった多くの事が無駄だと感じてくると思います。

ブランド品に興味がなくなる

例をあげると服です。僕は今や年間で服に使う金額は1万円以下ですが、昔は月に数万円は使っていました。ブランド品なども着ていましたが、それはわかる人が沢山いたから価値があって着ていたのですが、田舎だと知らない人が多いです。誰も知らないのにブランド品を着てもそれはノーブランドに成り下がるわけで、わざわざ高い服を買う必要が無くなります。しかもこの服は高いから汚したくないなんて言えば、田舎では笑われます。

そんな使えない服なんか着るなと(笑)

車に興味がなくなる

車は絶対に必要です。田舎で車がないと生活は出来ません。高齢者が増えて車の運転ができない人が増えてきているのが今の田舎の大きな問題の1つでもありますが、田舎で暮らすなら絶対に車は必要です。車に興味ではなく、車種に興味がなくなるという表現が正解です。
田舎で一番活躍する車、それは何といっても軽トラです。車は軽トラがあればいいのです。もしくは運バンです。荷物を積める事が一番重要です。乗り心地やデザインなんて二の次です。
もし地域の行事にスポーツカーで行くとしましょう。そしたらこう言われます。

そんな役に立たない車に乗ってくるなと(笑)

夜出かける事がなくなる

都会では、夜でも開いてる店が多くあります。なかには24時間営業しているところもあります。でも田舎はだいたい8時で閉まります。営業時間内でも客がいなければ閉めたりもします。なので、基本的に夜に飲みに出かける事は少なくなります。タクシーや代行もないところも多いです。都会のように今日の仕事終わりに一杯飲みに行こうなんて誘われることもほぼありません。仕事が終われば真っすぐ家に帰れます。ある意味、夫婦関係が良好でなければ辛いかもしれません(笑)

まとめ

田舎で暮らすと今までの価値観がガラッと変化します。ここで紹介した話はあくまで僕の価値観の変化なので当てはまる人もいれば、当てはまらない人もいるかもしれません。

でも実際に田舎で暮らして見ると、ほぼ間違いなく価値観は変化すると思います。環境が変わるので当然ですが、今まで欲しいと思っていたものが欲しくなくなり、不必要だったものが欲しくなったりします。やっぱり人間を変えるのは環境なのだと改めて感じます。