今日は田舎の暮らしをどうやって伝えるかを考えていきたいと思います。田舎や地方に人が来て欲しいと願っているところは沢山あります。そしてそれなりに対策をとっているところも多いと思いますが、だいたいどこも同じような手法で募集していると思います。
こんな感じです。
- 市のホームページに空家情報を載せる。
- 相談室を設ける
- 田舎体験を行う
- 地域おこし協力隊の募集
だいたいどこの市のホームページを見ても同じような事を書いています。その土地に目的があって住まなければならない人は、この内容でも問題ないのかもしれませんが、そんな人はごくわずかで、地域活性化を目指し、移住者を増やすには、地方に住みたいと考えている人の背中を後押しできるような取組みが必要ではないかと思います。
地方に移住を考えている人が欲しいものといえば一番に情報です。その土地がどんなところなのかを知りたい訳です。では何で知るかといえば、その市町村のホームページを見たり、実際に足を運んで自分の目で確認をしたりします。でも問題があります。
問題①市町村のホームページでは、デメリットはわからない。
これは当然といえば当然です。公共のページなので踏み込んだ事は書けません。あの家の住人には気を付けろ!なんて絶対に書けない訳ですから、当たり障りのない情報しか得る事が出来ません。
問題②実際に足を運んで見てもいいですが、2.3日では絶対にわかりません。
実際に足を運んで見るのもいいですが、恐らくただの観光で終わってしまいます。見るのと住むのでは全然違う訳ですから。市の体験ツアーもほとんどが1日、もしくは2日です。その土地の名所を回って終わりです。ひとつの手段としては有効ですが、効果は低いと思っています。
例として市のホームページに書かれていた、移住体験の内容がこちらです。
一行は、やかた田舎の学校でそば打ち体験を行い、自ら打ったそばを食べてから、青の洞門を観光、散策。
その後、移住者の経営するカフェにてデザートをいただき、田舎の魅力を満喫している様子でした。ページが見つかりません | 大分県中津市
これが移住体験です。どちらかといえば観光ですよね。実際に地方に移住をしたい人が欲しい情報はなかなか手に入れる事が難しいのが現実です。
そこで、どうすれば良いのかと思ったところで、実際に住んでもらって体感してもらうのが一番だと思うのです。でもお金も無いし、時間もないからそんな事は不可能だという人が多数です。ではどうすればいいかというとyoutyuberの方に住んでもらい情報を発信してもらえばいいのです。
実際に田舎に1ヶ月住んでみる企画をやってもらう
条件
- 空家に住んでもらう
- 家賃は無料
- 光熱費など、その他にかかる費用は自腹
- 生活費 10万円支給
- 週2回youtubeで実際の生活を配信してもらう
- 期間は1ヶ月
こんな企画はどうでしょうか?地方に移住を考えている人にとって、その生活がどんなものかを知るには絶好のチャンスだと思います。別に僕が田舎暮らしを発信してもいいのですが、やっぱり長く住んでいると先入観や偏見が出てしまうので、その土地の事を知らない人が配信した方が、情報の価値としては高くなると思います。
自治体のPR動画は沢山あります。あれを見ると「おい、どうした?」と突っ込みたくなる内容ばかりです。かなり脚色されているので信じると後が大変になります。いいところしか見せたくないですからね。
本当に住みたい人は、観光名所などは、あまり興味がないのではないかと思います。それよりも買物する場所だったり、病院だったり、学校、ゴミ出しのルールなどの方が知りたい情報なのだと思います。
そんな普通の1日を配信してくれると、移住を考えている人には伝わりやすいのではないかなと思います。
youtuberの方、興味がありましたらこんな企画はいかがでしょうか?
なんんらそのまま田舎に住んでもらって構いませんので、宜しくお願いします。
※ただの思い付きなので、この企画の募集はしておりません。